
私たちは北東北の
大正12年(1923年)創業 / 昭和38年(1963年)設立
パン屋さんや和洋菓子屋さんが
安心して商売を続けられるよう応援する卸問屋です。

ひとつひとつは小さな不安でも、
重なると、商売そのものがしんどくなってしまいます。
実は、こうした悩みを抱えているのは、
あなただけではありません。
多くのお菓子屋さんやパン屋さんが、「これでいいのかな」と
思いながら、今日も現場に立っています。
私たちは長いあいだ、北東北でお菓子屋さんやパン屋さんのそばで、一緒に商売を続けてきました。時代が変わるたびに、材料の選び方も、売り方も、「これまで通り」では通じなくなる場面を、何度も見てきました。それでも現場では、毎日お菓子を焼き、パンを焼き、お客様を迎え続けている方がいます。その姿を、私たちはずっと見てきました。
だからこそ、「これでいいのかな」と迷ったとき、ひとりで抱え込まず、気軽に声をかけてもらえる存在でありたいと考えています。
私たちは、安さでお役に立つ卸ではありません。けれど、材料選びや機械の選定や修理に困ったときなら、お力になれると思っています。
もし、ちょっと相談してみたいな、そんなタイミングがあれば、ぜひ私どもに声をかけてください。これからも、お客様が安心して商売を続けられるよう、そばで応援していけたら嬉しいです。
会社名 株式会社元木商店 本社 〒030-0113 青森県青森市第二問屋町3丁目2-12 TEL 017-739-9061 FAX 017-739-5486 mail: motoki.a@juno.ocn.ne.jp 八戸支店 〒031-0001 青森県八戸市類家5丁目2-14 TEL 0178-45-2755 FAX 0178-45-2756 mail: moto-hachi@globe.ocn.ne.jp 資本金 1000万円 創立 1923年(大正12年) 設立 1963年2月(昭和38年) 代表取締役 元木桂吾
大正12年 父親も型彫り職人であった元木作之丞が青森市堤町に開業する
昭和38年 元木善雄が青森市寺町に株式会社を設立
昭和46年 4月 青森市勝田1丁目に移転
昭和47年12月 弘前営業所開設
昭和50年12月 八戸営業所開設
昭和59年11月 元木一純が社長に就任
元木善雄が会長に就任
第二問屋町に本社移転
平成27年2月 元木桂吾が社長に就任
平成29年7月 弘前営業所を本社に統合
私ども株式会社元木商店のはじまりは、落雁などの干菓子に使われる木型を彫る仕事でした。 木型職人だった設立者の元木善雄が、出来上がった木型を地方の職人さんのもとへ届ける際 「ついでにこれも買ってきてくれないか」と頼まれたのが、卸問屋の始まりです。 元木善雄は、頼まれると断れない性格でした。そのため、お願いごとは少しずつ増え、やがて青森市内だけでなく、 東京まで仕入れに行くようになります。当時、青森から東京へ行くことは、今で言えば外国へ行くような感覚だったそうです。 生前、本人からよく聞かされた話があります。 「鈍行列車に乗って、腹巻きに札束を入れて仕入れに行っていたいつ盗まれるかと、気が気じゃなかった。 実際に盗まれたり、カツアゲにあったこともあった」仕入れひとつが、本当に命がけの時代だったのだと思います。 今では、電話やFAX、メールで注文すれば、商品が当たり前のように届く便利な世の中になりました。 ですが、その便利さは、元木善雄のような先人たちが、危険や苦労を引き受けながら道をつくってくれた結果です。 そのことを、私たちは忘れずにいたいと考えています。 そうした中、現在は閉店してしまいましたが、創業昭和6年、新町夜店通りにあった「栄作堂本店」様とのご縁が生まれます。 店主様が「どうしても使いたいマーガリン」があり、そのメーカーに直接問い合わせたところ、 「どこかでまとめて取り扱ってほしい」と言われたそうです。 その際に、「それなら、元木さんがいい。真面目で信用できるから」とご紹介いただいたことがきっかけで、 弊社は月島食品工業様の油脂製品を扱うようになりました。 そのマーガリンは、やがて工藤パン様にも使われるようになり、お客様の商売が大きくなるのに合わせて、 弊社の商売も少しずつ広がっていきました。 こうして現在、私たちはパン屋さん・和洋菓子屋さん専門の卸問屋として、北東北のお客様とともに歩んでいます。


【本社】 〒030-0113 青森県第二問屋町3丁目2-12
【八戸支店】 〒031-0001 青森県八戸市類家5丁目2-14